AmazonのアカウントにAmazonギフト券の番号を打ち込んだもののなぜか登録できない…という事態に陥ったことのある人は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
Amazonギフト券が正常に登録できない理由は様々で、単なる打ち間違いの場合もあれば、不正に売り出されたAmazonギフト券を入手してしまっていたという深刻なケースも…
今記事では、そんな「Amazonギフト券が登録できない原因と対処法」についてお話をしていきたいと思います!
Amazonギフト券が登録できない原因
Amazonギフト番号の打ち間違い
実は最もあり得るパターンです。Amazonギフト券番号は16桁の数字とアルファベットが入り混じったコードになっている為、どうしても見間違えたり、打ち間違えたりすることが多くなります。
また、コードを全角で打ち込んでしまっていないかどうかも注意が必要です。
パソコンでAmazonギフト番号を打ち込む時によく起こるパターンで、画面を見ずにキーボードを打ち込むタイプの人に特に多いです。
【対応策】
スマホ、パソコンにAmazonギフト番号を打ち込む時は、必ず半角になっているかを確認して、画面とギフト券番号をしっかり確認しながら打ち込むようにしましょう。
既に登録済みのAmazonギフト番号を使った為
正常に打ち込んでも「過去にアカウントに登録済みのAmazonギフト番号を使用した」場合は、専用のエラーメッセージが返ってきて登録できません。
Amazonギフト券を複数枚所持している時にありがちなパターンです。
既に登録済みのギフト券を、未使用のものと間違えて登録しようとしたのでしょう。
【対応策】
このケースの対応策としては、「登録済み」と返ってきたAmazonギフト番号が本当に一度登録しているものなのかどうかを知ることが大切です。
Amazonアカウントの「残高・利用履歴」を確認してみてください。
登録済みのAmazonギフト番号が記載されているはずです。
参考までに、「自分のアカウントに登録済みの場合」と「他のアカウントに登録済みの場合」とでは、返ってくるエラーメッセージ・対処方法が少し違いますので、こちらも合わせてご確認ください。
- 自分のアカウントに登録済みの場合…「既にこちらのアカウントに登録済みです。(以下略)」と返ってくるので、自分のAmazonアカウントの「残高・利用履歴」を確認しましょう。
- 別のアカウントに登録済みの場合…「別のアカウントに登録済みです。(以下略)」と返ってくるので、複数のAmazonアカウントを所持している人は、手持ちの他のアカウントの「残高・利用履歴」を確認しましょう。
もし他にAmazonアカウントを持っていないという場合は、また別の原因が考えられます。
詳しくは次の項目を確認してみてください。
使用済みのAmazonギフト券を受け取ってしまった可能性も…
「こちらのギフト券はすでに別のアカウントに登録済みです」とエラーで返ってきたものの、別のアカウントなんて持っていない場合。
もしくは、手持ちの別のアカウントの「残高・利用履歴」を確認してみたけど、手元にあるAmazonギフトの番号はどこにも記載されていない…といった場合は、ちょっと深刻な事態かもしれません。
というのも、オークションなどの顔の見えない個人間取引や、悪徳サイト経由で購入したAmazonギフト券であった場合、「使用済みのAmazonギフト券を買わされてしまった」という可能性が考えられるからです。
【対応策】
もしもこういった事態に遭遇した場合は、すぐに取引をしたお店、オークションサイトなどに問い合わせると対処してもらえる場合もあります。
オークション、個人間取引、公式以外のAmazonギフト券販売サイトからAmazonギフト券を購入した場合は極力早めにアカウントへの登録を行うことをオススメします。
仮に使用済みのAmazonギフト券を買わされてしまっていた場合、あまりに時間が経ってから発覚しても対応してもらえない可能性が高いです。
Amazonギフト券の有効期限が切れていた
Amazonギフト券は、発行された時点、もしくは手元に届いた時点から1年間の有効期限が発生します。
ここで注意したいのが、アカウントに登録してから有効期限が発生するわけでは無いという点です。
Amazonギフト券を手に入れたものの登録するのをすっかり忘れていて、気付いたら有効期限が切れてしまっていた、というケースも案外よくある話です。
※2017年4月24日以降に発行されたAmazonギフト券の有効期限は、「発行された日から10年」または「有効化されてから10年」に変更されました。
【対応策】
完全に有効期限が切れてしまったAmazonギフト券を復活させる方法が一つだけあります。
Amazonアカウントのカスタマーサービスのページに行き、「カスタマーサービスに連絡」をクリックしましょう。
するとAmazon運営に直接問い合わせることが可能になるので、「Amazonギフト券の有効期限が知らないうちに切れていた」といった旨を伝えれば、初回のみ有効期限を1年間だけ復活させてくれます。
一度しか使えない最終手段ですが、覚えておいて損はありません。
なお、カスタマーサービスの電話番号は「0120-999-373」になります。
登録できても、「保留中」となり使えないケースに注意
Amazonギフト券を無事に登録できたとしても、「保留中」になってしまい使えないというケースもあります。
「保留中」というのは、実質Amazonギフト券にロックがかかっている状態と言えますが、どうしてこのようなことが起こるのでしょう?
その原因としては以下の理由が考えられます。
詐欺業者経由で入手したAmazonギフト券の使用
意外と発生件数が多く、また最も避けたいパターンです。
架空請求などを行う詐欺業者が、ユーザーから騙し取ったAmazonギフト券を売り物として他所で販売する訳なのですが、当然騙し取られた側がAmazonに通報します。
そうなるとAmazon側が騙し取られたAmazonギフト券にロックをかける形で対応しますので、詐欺業者経由で購入してしまったAmazonギフト券はいつ「保留中」になってしまってもおかしくないのです。
【対応策】
運悪く詐欺サイト経由でAmazonギフト券を手に入れてしまい、保留中となってしまった場合には、まず購入元に連絡を入れましょう。
そもそも不正に入手したAmazonギフト券を売り物にするお店なので望みは薄いですが、きちんと何らかの対応を取ってくれる可能性もあります。
または以下の機関に相談してみると、ケースによっては対応してもらえるかもしれません。
- 消費生活センター(市役所・区役所などに設置)
- 国民生活センター
- 消費者ホットライン
Amazonのシステムエラー
単なる「Amazonの操作ミス」によりエラーが発生し保留中になっている状態です。
Amazon側も毎日膨大な量のAmazonギフトの対応に追われている訳で、時にはこういった不具合が出てもおかしくないでしょう。
この場合だいたい数日以内には「保留中」が解除され、ちゃんとアカウントに残高が戻ってくるので1番安心なパターンです。
まとめ
Amazonギフト券を登録できない原因としては、主に打ち間違い・見間違い、登録済みや期限切れのギフト券を使っていたというパターンが濃厚です。
しかし、時には詐欺被害に巻き込まれてしまっていたなどの深刻なケースも考えられます。
どんな場合であっても然るべき対応を取れるよう、Amazonギフト券を購入した業者や取引相手の情報、購入した日、ギフト券の番号はいつでも確認できるようにしておきましょう。